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特集記事

第95回企画 共同企画「大人と子供の哲学対話」


6月24日。館林市のフルースクール「まなビバ!シリウス」で「大人と子供の哲学対話を開催しました。 「リクリエイティブアート」「まなビバ!シリウス」「WSDの桜井幸子氏」の共同企画。

テーマは「自分とは?」 以下発言の覚書を記します(大体の流れです。語彙は変えてます)。

●僕は普通と同じなのは嫌。「普通」とは違う所に「自分」はあると思う●普通とは違ったところにある「自分」は、「意見とか考えの違い」と「外見の違い」があるんじゃないか?●でも外見は服装なんかで似せることが出来るんじゃない?だから自分自身ではないかも。誰も似せられない自分だけの外見とは?●声や雰囲気(近つける距離感の違い)も外見なのでは?●でも本当の自分はやっぱり外見からはわからない意見や考えの部分にあるようだ。だとしたら外見の個別の違いは、自分らしさや個性ではなく「区別」にすぎない。この「区別」があって初めて、外見からはわからない内面に気が付き、その「意見とか考えの違い」にお互い関心が持てるようになるんじゃないか?●でもそれだと最初に誰もいない事になるんじゃないの?区別は出来るけど、それは外見的な区別だから、内面はあるかどうかはわからないんじゃない?他人の内面があることが分かって初めて自分の内面も自覚するんいゃないかな●僕は「みんな」と同じは嫌だけど、尊敬できる人と同じはいい。●尊敬できるって?●その人みたいになる事●あれ?でもそれって、自分自身がその人と同じになるってことだから、同じになるって意味では最初に言ってた「普通と同じなのは嫌」と違わないんじゃない?尊敬できれば同じでもいいのは何で?●うーん・・・

今回大人がファシリを除き2名参加で、児童は高校1年、中学1年、小学4年、小学3年とバラバラ。始まるまで不安でしたが、始まってしまえば活発な意見が飛び交いました。あっという間の50分。

また、考えるのは好きだけれども、複数人との対話(や会話)に入っていくのが苦手な児童もいて、オンラインのチャット機能をもっと活用しやすくする工夫の必要を考えました。 対話はオンラインより対面がいいという意見は多いですが、話しながらな、または聴きながら考えるのが得意なタイプもいれば、文章化して言葉をじっくり練るタイプもいます。なのでチャットを併用することは、うまく工夫すればより広い特性をカバーすることに繋げられそうです。

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