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特集記事

カタリエの試み

  • 岡村正敏
  • 2017年10月11日
  • 読了時間: 1分

カタリエ=語り絵の試み。試行錯誤中。質的研究、という程ではないが近いものを意識した試みです。ただし「聞き書き」ではなく「語り」を「描く」。個人史を重視したライフヒストリーでもありますが、どうかといえばロバート・バトラーのライフレヴューを意識しています。しかし加えるならばこれは、療法的な目的ではなく、ある個人の想い出を引き出しつつそれを肯定的な「語り」に編集し直す共同作業として、そのような個人の実存的交わりのツールとして私はこれをとらえます。つまりある個人の「語り=想い出」を私の「語り=想い出」に組み込みながら継承する試みであります。個人から個人へと、点と点を結ぶ線として継承されていく想い出の継承。そして点から点へ、個人から個人へといった継承の試みについては、私は点を中心に円として広がっていく「面」を志向する文化の競合現象とは異なったものと考えています。語りを絵にするという事、についてはグラフィック・レコーディングの「見える化」を意識するとともに、継承を「事物化」したいという欲求が私にあるからでありますが、この辺りはまだ曖昧です。カタリエのコンセプトと理論は今後深めていきたいと思います。

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