第43回絵画教室『恐竜を描く』:群馬県桐生市介護老人保健施設
第43回絵画教室(2007年より開始。記録を始めてからの42回目となります)を群馬県桐生市の介護老人保健施設認知症専門棟にて開催しました。
今回は『恐竜を描く』。参加者は3名。個別絵画教室です。描きながらコミュニケーションを楽しむのではなく、1~3名限定でじっくり制作に向き合って頂くことを目的としています。Mさん、Aさん、Hさんが参加されました。 中でもMさんはこれまで何回かお誘いしていましたが描けないと参加された事はありませんでした。しかし見学の誘いを行い、見学してもらい・・・と徐々に関心のハードルを上げて今回初参加!トリケラトプスを描かれました。トリケラトプス?そう、実は今回本当は来年の干支の鶏を描こうと思ったのですが、準備が間に合わず、以前行った小学生のワークショップ教材を援用させていただきました。だから恐竜なのですが、子供にみせたら喜ぶだろう、と抵抗なく皆さん楽しまれました。以下コメントです。Aさん「きれいに出来た。細かいところが難しいけど思ったより良くできた。子供が喜ぶだろう」Hさん「自分で褒めるのもおかしいけどよく出来た。楽しかった。色の配色が難しかったが、手遊びするのは好きですよ。家じゃこういうの出来ないから」Mさん「簡単だと思ったら難しかった。像のような・・・なんだろね。見当がつかないけど。ああ、恐竜ね。面白いね」皆さんほとんど会話する事もなく、制作に集中されていたのが印象的でした。 2016年12月16日 岡村正敏