第40回絵画教室 「洋梨を描く」
第40回絵画教室(絵画教室は2007年より実施。記録を取り始めてからの40回)を足利市のデイサービス「優」で開催しました。参加者6名。今回は「洋梨」を描きました。洋梨は形が凸凹していて、普通の梨を描くより絵になります。よく観察し丁寧に形を書かれる方もいれば、丸い印象を大胆な輪郭で描く方もいて、描き方は様々でした。筆圧が弱い方は指スタンプで着彩して頂いたり、あっさり描いてすぐに終わってしまう方には、紙をハサミでひっかいて画面を一度荒らしてから描いてもらう等、各々相談しながらの進行です。素晴らしい作品を残す事が目的ではありませんが、素晴らしければ尚良いでしょう。その為のコミュニケーションが、プロセスの充実につながります。皆さんどんな疑問を抱きどんな言葉を発し、どんな表情をされていたのか・・・。その記録をどのように残し纏めるかがおそらく、絵画教室の新しい手法として、課題になると思います。